お客様が店に来ない会社ほど、Googleマップは関係ないと思われがちです。けれども、応募を迷う人や初めて取引を考える担当者にとっては、会社の実在と今を確かめる最初の場所になっている可能性があります。

30秒で理解|よくいただくご相談を会話にまとめました(お忙しい方は、ここだけでもどうぞ)

経営者
うちは製造業で、お客様が店に来ることはありません。Googleマップは、美容室や飲食店のためのものだと思っていました。
来店型のお店に限らず、どの業種にも関係があると考えます。応募を考える人や、初めて取引する担当者が、会社名で検索して地図の情報を見ている場面があるのではないでしょうか。
テラデザイン代表 小宮山
経営者
ホームページは以前に作ったものがあるので、地図の情報まで気にしなくてもよいのではないか、というのが正直なところです。
ホームページは会社が自分で書く情報で、Googleビジネスプロフィールには写真や第三者の口コミも並びます。写真がない、口コミがない、返信がないという状態は、応募や取引を迷う理由になる可能性があります。
テラデザイン代表 小宮山
経営者
うちは口コミが一件もなく、写真も載せていません。今から何を整えればよいのか、見当がつきません。
まずは会社名で検索して、地図に表示される内容をご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。情報が古い、載っていない場合は、基本情報と写真を整えるところから始めると進めやすいと考えます。
テラデザイン代表 小宮山

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先に結論

目次:来店のない会社とGoogleビジネスプロフィール

  1. 結論:Googleビジネスプロフィールは、来店型のお店だけのものではありません
  2. なぜ「来店型のもの」と思われやすいのか、実際に見られている場面
  3. 採用:応募を迷う人は、ホームページだけでなく口コミと写真も見ています
  4. 取引:初めての取引の前に、会社の実在と信頼感を確かめる人がいます
  5. 地図に載っていない、情報が古いと、なぜ不安につながるのか
  6. 来店のない会社が整えたい項目と、順番の目安
  7. 口コミの集め方と返信の考え方:Googleの方針に配慮して

1. 結論:Googleビジネスプロフィールは、来店型のお店だけのものではありません

結論から述べますと、Googleビジネスプロフィールは、来店型のお店だけでなく、会社名で調べられるすべての会社に関係があると考えます。Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップに、会社の名前・住所・電話番号・写真・口コミなどを表示し、自社で管理できる無料の仕組みです。製造、建設・リフォーム、士業、運送、介護・福祉、IT・制作会社、卸売といった、お客様が店に来ない会社でも、会社名で検索すると、地図や写真、口コミの欄が表示されることがあります。見る人は、お客様だけではなく、応募を考える人や、これから取引を始める担当者にまで広がっていると考えます。八王子・多摩の中小企業様でも、ホームページとあわせて整えておく意味は小さくないのではないでしょうか。

2. なぜ「来店型のもの」と思われやすいのか、実際に見られている場面

「Googleマップ」と聞くと、近くのラーメン店を探す、美容室を予約するといった使い方が思い浮かびやすく、来店型のものと受け取られがちです。ただ、地図の欄を見ているのは、場所を探す人だけではないのではないでしょうか。たとえば、求人を見て応募を迷っている人が会社名で検索する、紹介された会社と初めて取引する前に発注担当者が所在を確かめる、面接や打ち合わせの前に入口や駐車場を調べる、といった場面が考えられます。どれも会社への第一印象を左右する場面です。ホームページが会社自身による説明だとすれば、Googleビジネスプロフィールは、第三者の目線が加わった「外から見た会社の姿」に近いと考えます。

3. 採用:応募を迷う人は、ホームページだけでなく口コミと写真も見ています

結論として、採用では、応募を迷う人ほど、会社の中の様子を探していると考えます。求職者は、求人票やホームページを見たあとに会社名で検索し、地図の欄に出てくる写真や口コミを確かめることがあります。写真が一枚もなく、口コミも返信もない状態では、働く場所のイメージが湧かず、応募を見送る理由になるかもしれません。応募をやめた人は理由を伝えてこないため、会社側は気づきにくく、見えない機会損失になりやすいと考えます。たとえば運送会社なら、車両や事務所、休憩スペースの写真があるだけでも、働く姿を想像しやすくなるのではないでしょうか。求職者が見るポイントと、足りないときに起きることを表にまとめます。

求職者が見るポイントGoogleビジネスプロフィールで見えるもの足りないと起きること
本当にある会社か地図上の位置、住所、電話番号実在を疑い、応募をためらう場合がある
職場の雰囲気外観・事務所・現場・社員の様子の写真働く姿を想像できず、不安が残る
社内の評判口コミと、会社からの返信判断材料がなく、他社と比べて見送られやすい
今も営業しているか営業時間、最近の投稿、情報の新しさ古い情報から、募集も終わっているのではと感じる
通勤のしやすさ場所、周辺の様子、アクセス面接当日に迷いそうで、不安になる

ホームページの採用ページが整っていても、地図の欄の情報が古いと、かえって不安を招くことがあります。採用ページへのリンクも設けて、情報をつなげておくことをおすすめします。

4. 取引:初めての取引の前に、会社の実在と信頼感を確かめる人がいます

取引の場面でも、考え方は近いと考えます。初めての取引では、担当者が「この会社に任せて問題ないか」を、発注の前に確かめます。ホームページで事業内容を見たあと、住所が実在するか、電話がつながりそうか、事務所や工場がどんな様子かを、地図で確かめる方は少なくないのではないでしょうか。たとえば卸売や運送の会社なら倉庫や車両、士業なら事務所の入口、製造なら工場の外観が写真で見えると、初対面でも安心感につながると考えます。介護・福祉の事業所では、ご家族が施設の雰囲気を確かめる場面もあります。取引先が見ているのは、口コミの数よりも、きちんと管理されている会社かどうかではないでしょうか。

5. 地図に載っていない、情報が古いと、なぜ不安につながるのか

地図に会社が載っていない、または情報が古いと、見る人は「本当に実在するのか」「今も営業しているのか」と不安になる可能性があります。会社が登録していなくても、地図上にはすでに情報が表示されていることがあり、移転前の住所や古い電話番号が残っている場合もあるようです。オーナー確認(会社が管理者であることをGoogleに確認してもらう手続き)を済ませていないと、第三者の提案で内容が変わることもあります。そこで大切なのが、社名・住所・電話番号(NAP)を、ホームページと同じ表記にそろえることです。NAPは、Name・Address・Phoneの頭文字で、「株式会社」の位置、ビル名や階数、番地の書き方、電話番号がずれていると、同じ会社だと分かりにくくなります。

6. 来店のない会社が整えたい項目と、順番の目安

来店のない会社では、次の順番で整えると進めやすいと考えます。

  1. 基本情報:社名・住所・電話・営業時間を、ホームページと同じ表記にそろえます。
  2. 写真:外観、事務所、現場、社員の様子など、働く姿や会社の雰囲気が伝わるものを載せます。
  3. サービス内容の説明:何をしている会社か、対応する地域や範囲を、短く具体的に書きます。
  4. ホームページへのリンク:会社案内や採用ページへ進みやすいページにつなぎます。
  5. 投稿:お知らせや採用情報、現場の様子を、無理のない頻度で載せます。
  6. 口コミへの返信:届いた口コミには丁寧に返信します(詳しくは次の章)。

写真は、載せる前の確認が大切です。社員の顔が写る場合は事前に本人の同意を得て、取引先の名前が分かる書類や図面、パソコンの画面などが写り込まないようにします。画面の項目や機能は変更されることがあるため、操作はGoogleの公式ヘルプでご確認ください。

7. 口コミの集め方と返信の考え方:Googleの方針に配慮して

来店のない会社では、口コミが集まりにくいと感じる経営者様も多いのではないでしょうか。無理に数を増やそうとせず、取引先やお客様に、強制にならない形で自然にお願いすることをおすすめします。避けたいのは、割引や謝礼と引き換えの依頼、社員やご家族による投稿、良い評価だけを選んだお願い、文面の指定です。Googleの方針に反する可能性があるためです。口コミが付いたら、低評価にも丁寧に返信します。事実を確かめ、感情的にならず、取引内容や個人情報には触れずに書きます。返信は、これから応募を考える人に、誠実な会社という印象を伝える機会にもなると考えます。最新のルールはGoogleの公式情報でご確認ください。

まとめ

来店のない会社でも、会社名で検索されたときの地図の欄は、応募を考える人や取引前の担当者に見られている可能性があります。写真がない、口コミがない、返信がない、情報が古いといった状態は、不安や機会損失につながりやすいと考えます。整える順番は、ホームページと同じ表記の基本情報、写真、サービス内容の説明、採用ページへのリンク、口コミへの返信です。まずは、会社名で検索して、地図に表示される内容をご自身の目で確かめることから始めてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q. ホームページがあれば、Googleビジネスプロフィールは不要ではありませんか。 A. ホームページは会社自身が伝える情報で、Googleビジネスプロフィールは、写真や第三者の口コミを含めて、外から見た姿が伝わる場所です。役割が異なるため、両方の情報をそろえておくと、見る人の安心につながると考えます。

Q. 口コミが一件もない会社は、どうすればよいですか。 A. まずは基本情報と写真を整えるだけでも、実在や営業中であることが伝わりやすくなると考えます。口コミは、取引先やお客様に自然にお願いしながら、焦らず増やしていくことをおすすめします。

Q. 取引先に口コミをお願いしてもよいのでしょうか。 A. 謝礼と引き換えにせず、強制にならない形であれば、自然なお願いは考えられます。社内ルールで投稿できない取引先もあるため、相手の事情を尊重してください。

Q. 低評価の口コミが付いたときは、どうすればよいですか。 A. 事実を確かめたうえで、感情的にならず、丁寧に返信することをおすすめします。Googleの方針に反する内容であれば報告の手続きがありますが、削除されるとは限らないため、誠実な返信を基本に考えるとよいのではないでしょうか。

まずは無料でご相談ください

来店のない会社ほど、Googleマップの欄が「会社の入口」として見られていても、気づかれにくいのではないでしょうか。八王子・多摩エリアで、Googleビジネスプロフィールの整備と運用を行う「マップ集客のミカタ」では、基本情報の統一から、写真・説明文・口コミ返信の方針づくりまで、会社の状況に合わせてご相談を承っています。まずはLINEから、気軽にご相談ください。

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著者プロフィール

小宮山 泉(株式会社テラデザイン代表。中小企業・店舗のWeb制作とAI活用を支援しています。業種ごとの現場感を踏まえ、無理のない範囲での導入提案を心がけています。)