同じくらいの制作費をかけてホームページを作っても、数年後にその価値を発揮し続けている会社と、リニューアルのたびに作り直している会社があります。この違いは、デザインの良し悪しではなく、公開後の扱い方にあると考えます。ここでは、資産として機能するホームページと、消耗品として扱われてしまうホームページの違いを整理します。
1.ホームページは、扱い方次第で資産にも消耗品にもなる
制作費をかけて公開した時点では、どのホームページも同じスタートラインに立っています。そこから先、継続的に手を入れられるかどうかで、資産になるか消耗品になるかが分かれていくと考えます。
この分かれ道は、多くの場合、公開から半年から1年ほど経った頃には、すでに現れ始めていると考えられます。この段階でどれだけ意識的に手を入れられるかが、その後数年間の資産価値を大きく左右すると考えます。
2.「消耗品」になってしまうホームページの特徴
公開後に更新が止まり、数年経ってデザインの古さが目立つようになったところで、また新しく作り直す。このサイクルを繰り返している会社は、そのたびにまとまった制作費を消費し続けることになります。
作り直すたびに、それまで積み上げてきた検索エンジンからの評価やアクセスの履歴も、ゼロに近い状態からやり直すことになりかねません。このサイクルを繰り返している会社ほど、制作費という支出だけが積み重なり、資産としての蓄積が生まれにくい構造になっていると考えられます。
3.「資産」として機能しているホームページの特徴
継続的にブログを更新し、検索エンジンからの評価を積み上げてきたホームページは、時間が経つほどに検索結果での存在感が増していく傾向があります。積み上げた情報量やドメインの評価そのものが、資産として蓄積されていくと考えられます。
検索エンジンは、長期間にわたり継続的に情報を発信してきたサイトに対して、一定の信頼を積み上げて評価する傾向があると言われています。こうした蓄積は、短期間で作り直してしまうと、その都度リセットされてしまう性質のものでもあります。
4.同じ制作費でも差がつく理由
制作費のかけ方が同じでも、公開後に投じた時間と労力の差が、数年後には大きな違いとして現れます。初期投資よりも、その後の継続投資の方が、長期的な価値を左右すると言えるかもしれません。
同じ100万円の投資でも、公開後の3年間をどう過ごすかによって、その投資が生み出す価値には大きな差が生まれると考えられます。同じ金額を投じるのであれば、公開後にどれだけ継続的な手入れができるかという観点を、投資判断の基準に加えることをおすすめします。
5.資産にするために必要な視点
ホームページを資産として捉えるなら、「今月いくらかかるか」だけでなく、「1年後、3年後にどれだけの情報とデータが積み上がっているか」という視点で評価することが大切です。
短期的な費用対効果だけでなく、数年単位での積み上げを前提に投資判断をすることが、資産としての価値を高める第一歩になります。目先の費用対効果だけで判断せず、積み上げの視点を持つことが、結果的に無駄のない投資につながると考えます。
6.資産価値を維持するための継続的な手入れ
資産は放置すれば劣化します。デザインの鮮度、情報の正確さ、検索エンジンへの対応を継続的に見直すことが、資産価値を維持する唯一の方法だと考えます。
定期的な点検と更新を怠らないことが、せっかく積み上げてきた資産価値を目減りさせないための、最も基本的な取り組みだと考えます。定期的な点検を仕組みとして組み込んでおくことで、資産価値を維持し続けることができると考えます。
まとめ
ホームページを資産にするか消耗品にするかは、公開後にどれだけ継続的に手を入れられるかで決まります。作り直しを繰り返すのではなく、月額制で育て続けるという選択肢が、長期的には無駄のない投資につながると考えます。
