ホームページを「育てる」と言っても、何から手をつければよいのか分からないという声をよく伺います。実は、公開直後・数ヶ月後・半年後・1年後で、やるべきことにはある程度の順番があると考えます。ここでは、公開直後から1年目までを目安に、取り組むべき内容を時系列で整理します。

1.ホームページには「育てる順番」がある

公開直後から手当たり次第に手を加えるよりも、段階ごとに優先順位を決めて進める方が、限られた時間とコストを有効に使えると考えます。

順番を誤ると、効果測定の基盤が整わないまま改善を進めることになり、何が成果につながったのかを把握しづらくなってしまいます。ロードマップを持つことで、限られた予算と時間をどこに優先的に投じるべきかの判断もしやすくなると考えます。

2.公開直後にまずやるべきこと

公開後まず確認すべきは、Googleへのインデックス登録、Google Search Console・アナリティクスの設定、Googleビジネスプロフィールとの情報整合です。この土台が整っていないと、その後の取り組みの効果が測定できません。

この段階を丁寧に行っておくことで、その後の改善がどれだけ効果を発揮したのかを、数字で確認できるようになります。この段階で計測環境を整えておかないと、その後どれだけ改善を重ねても、成果を正確に把握することが難しくなってしまいます。

3.1〜3ヶ月目にやるべきこと

この期間は、実際のアクセス状況を見ながら、表示速度やスマホ表示の細かな不具合を修正していく時期です。並行して、ブログや新着情報の更新を軌道に乗せることも大切です。

この時期に小さな不具合を放置してしまうと、後々の改善効果まで正しく測定できなくなるため、早めの対応が望ましいと考えます。実際のユーザーの反応を見ながら細かく調整していくことで、公開時には想定していなかった課題にも早い段階で気づくことができます。

4.半年目に見直すべきポイント

半年ほど経つと、どのページがよく見られているか、どのキーワードで流入しているかといったデータが蓄積されます。データに基づいて、コンテンツの追加や導線の調整を行う時期です。

よく見られているページを起点に、関連するコンテンツを充実させることで、サイト全体の評価を底上げしていくことができます。データに基づかない思いつきの改善よりも、実際の行動データを踏まえた改善の方が、成果につながりやすいと考えられます。

5.1年目に振り返るべきこと

1年が経過すると、季節による変動も含めた傾向が見えてきます。問い合わせにつながったページ、つながらなかったページを比較し、翌年に向けた改善計画を立てる、良いタイミングだと考えます。

特に季節性のある業種では、1年分のデータが揃って初めて、正しい傾向が見えてくることも多いと考えられます。この振り返りをもとに、翌年のロードマップを再設計していくことで、ホームページは年々成熟したものへと育っていきます。

6.ロードマップ通りに進まない、よくある理由

多くの場合、ロードマップ自体は理解していても、日々の業務に追われて実行できないというのが実情です。「やるべきことは分かっているが、手が回らない」という状態を放置してしまうと、せっかくのホームページが育たないまま止まってしまいます。

ロードマップの存在を知っているだけでは実行にはつながらず、誰かが伴走して実行を後押しする体制が必要になると考えます。経営者一人で計画から実行まで担うのは負担が大きいため、伴走してくれるパートナーの存在が、ロードマップを形骸化させないための鍵になると考えます。

まとめ

ホームページを育てるには、公開直後から1年目までの段階ごとにやるべきことを整理し、優先順位をつけて進めることが大切です。ロードマップの実行そのものを伴走支援する月額制のホームページ運用も、選択肢のひとつとしてご検討いただけます。

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