1. SSL(https)とは何か
SSLとは、ホームページとお客様のパソコンやスマートフォンの間でやり取りする情報を暗号化する仕組みのことです(通信を見えないように保護する仕組み、と言い換えられます)。SSLが導入されているホームページのアドレスは「https://」で始まり、ブラウザによっては鍵のアイコンが表示されます。反対に、SSLが導入されていないと「http://」のままになり、ブラウザから警告が表示される場合があります。2026年10月時点の情報です。最新の表示内容は、お使いのブラウザの公式情報でご確認ください。
2. 問題:SSL化していないホームページに起きていること
SSL化していないホームページを開くと、ブラウザのアドレスバーに「保護されていない通信」「安全ではありません」といった表示が出ることがあります。たとえば士業の事務所のホームページで、お問い合わせフォームのあるページにこうした警告が出ていた場合、入力しようとしていたお客様が不安を感じ、途中で入力をやめてしまう可能性も考えられます。特に、氏名・電話番号・相談内容などを入力してもらうフォームがあるページでは、警告表示の影響は小さくないと考えられます。
3. 煽動:そのままにしておくと、どんなリスクが積み重なるか
SSL化していない状態を放置していると、次のようなリスクが積み重なっていく可能性があります。
- お問い合わせフォームへの入力を、警告を見たお客様が途中でやめてしまう
- ブラウザによっては、ホームページ自体を開く前に強い警告画面が表示され、閲覧そのものをやめてしまう
- 検索エンジンがSSL化されたホームページを評価する傾向があるため、検索結果での見つけやすさに影響する可能性がある
- 取引先や採用応募者がホームページを確認した際に、会社としての印象に影響する可能性がある
たとえば採用ページを持つ会社であれば、応募を検討している方がホームページを確認した際に警告が出てしまうと、応募そのものを見送られてしまう場面も想定されます。信頼にかかわる情報だからこそ、早めの対応が望ましいと考えます。
4. 解決策:SSL化の進め方と確認すべき点
SSL化そのものは、多くの場合、レンタルサーバーの管理画面から設定できるようになっています。進め方の大まかな流れは次の通りです。
- 利用しているレンタルサーバーの管理画面で、SSL設定の項目があるか確認する
- 独自ドメインを使っている場合は、ドメインに対してSSL証明書を発行する設定を行う
- 設定後、ホームページのアドレスが「https://」で始まるようになっているかを確認する
- 「http://」のアドレスにアクセスした場合に、自動的に「https://」へ案内される設定になっているかを確認する
SSL証明書にはいくつかの種類があり、どの種類を選ぶべきかはサイトの用途によって変わってきます。種類と選び方については、ホームページのSSL証明書の種類と選び方で詳しく整理していますので、あわせてご確認いただけます。自分で設定するのが難しいと感じる場合は、制作会社やサーバー会社のサポート窓口に相談することをおすすめします。
5. 提案:移行時に気をつけたいSEOへの影響
「http://」から「https://」へアドレスが変わるタイミングでは、検索エンジンからの評価が一時的に不安定になる可能性があります。これは、アドレスが変わったことで検索エンジンが新しいページとして認識し直す必要があるためです。この影響を小さくするために、「http://」のアドレスから「https://」のアドレスへ自動で案内する設定(リダイレクトと呼ばれます)を、もれなく行っておくことが重要です。あわせて、サーバー代・ドメイン代・SSL証明書代など、毎年かかる費用の全体像も把握しておくと、今後の予算計画が立てやすくなると考えられます。費用の一覧についてはサーバー代・ドメイン代・SSL代、毎年かかる費用の一覧でも整理しています。
6. 行動:今のホームページがSSL化されているかの確認方法
今のホームページがSSL化されているかどうかは、次の方法で簡単に確認できます。
- ホームページを開いたとき、アドレスバーが「https://」で始まっているか確認する
- アドレスバーに鍵のアイコンが表示されているか確認する
- 「http://」のアドレスを直接入力してアクセスし、警告が出ないか、自動で「https://」に切り替わるかを確認する
一つでも気になる点があれば、できるだけ早めに対応に着手することをおすすめします。AIは、こうしたホームページの現状を棚卸しして見える化できるツールとしても活用できますので、何から確認すべきか整理する際の手助けにもなるのではないでしょうか。
まとめ
SSL化していないホームページは、お客様が感じる安心感と、検索での見つけやすさの両方に影響を与える可能性があると考えられます。まずは今のホームページのアドレスが「https://」になっているかを確認し、なっていない場合は、サーバー会社の管理画面や制作会社への相談から対応を始めていただくことをおすすめします。
