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自社の強みを検索される言葉に置き換える方法

「自社には強みがあるはずなのに、ホームページからの問い合わせが増えない」というご相談を受けることがあります。原因の多くは、強みの自体がないのではなく、強みを表す言葉が、検索される言葉と結びついていないことにあるのではないかと考えられます。この記事では、自社の強みを検索されやすい言葉に置き換える考え方と、具体的な手順を整理します。

1. 自社の強みが「検索されない」のはなぜか

結論から述べますと、強みが検索されない主な原因は、強みの内容そのものではなく、その強みを表す言葉の選び方にあると考えられます。たとえば工務店で「耐震性に優れた工法を使っている」ことを強みとしている場合、社内では専門的な言葉で説明していても、検索する側は「地震に強い家 八王子」のような、より日常的な言葉で検索していることが多いようです。強みの内容は正しくても、言葉の選び方が検索する側の感覚とずれていると、せっかくの強みがホームページ上で見つけてもらえない状態になってしまう可能性があります。

2. 社内の言葉と、検索される言葉にずれが生まれる理由

社内で長く使われている言葉は、専門性が高まるほど、一般の読者が検索する言葉から離れていく傾向があるのではないかと考えられます。業界内では当然のように使われている略語や専門用語も、お客様の立場からすると、聞き慣れない言葉であることが少なくありません。たとえば美容サロンで専門的な診断の名称を使っていても、検索する側は「髪質 相談」「くせ毛 直し方」のような言葉で検索している場合があります。社内の言葉をそのままホームページに載せてしまうと、強みの内容は伝わっても、検索の入口でつながりにくくなってしまう、というずれが生まれやすいようです。

3. 強みを検索される言葉に置き換える3つの手順

強みを検索される言葉に置き換える作業は、大きく3つの手順に分けて進めることをおすすめします。1つ目は、自社の強みを社内の言葉でそのまま書き出すこと。2つ目は、お客様から実際にどのような言葉で質問されているかを振り返ること。3つ目は、その2つを比較して、お客様の言葉に近づける形で文章を書き直すことです。

この3つの手順を繰り返すことで、社内の言葉とお客様の言葉のずれが少しずつ縮まっていくと考えられます。

4. 地域名と組み合わせて言葉を広げる考え方

強みを表す言葉は、地域名と組み合わせることで、検索される可能性がさらに広がると考えられます。たとえば八王子・多摩・町田・日野・立川といった地域名と、自社の強みを表す言葉を組み合わせたページや見出しを用意しておくと、地域で探している読者に見つけてもらいやすくなるのではないでしょうか。ただし、地域名を機械的に並べるだけでは、読者にとって不自然な文章になってしまいます。実際にその地域で対応している内容を具体的に書くことが前提になると考えられます。

5. 言葉に置き換える作業の想定ケース

想定ケースとして、八王子で内装工事を手がける会社を例に考えてみます。社内では専門的な工事名を使っていたとしても、検索する側は「退去 壁 修理」「賃貸 内装 直す」のような言葉で検索している可能性があります。この場合、ホームページの見出しを「退去時の壁の修理はどこに相談すればよいですか」のように、お客様の疑問に近い言葉で立て、本文の中で専門的な工事名をあとから説明として補う構成にすると、検索する側にも伝わりやすくなると考えられます。

6. 置き換えた言葉をどこで使うか

検索されやすい言葉に置き換えたあとは、その言葉をどこに使うかも重要なポイントになります。ページのタイトル・見出し・本文の冒頭に加えて、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに表示される店舗情報。以下GBP)のサービス説明欄にも、同じ言葉を使っておくことをおすすめします。ホームページとGBPで使う言葉をそろえておくことで、地域名とサービス名を組み合わせて検索されたときに、見つけてもらえる可能性が高まると考えられます。

7. 言葉を決めたあとに見直したい点

言葉を置き換えたあとも、一度で終わりにせず、定期的に見直すことをおすすめします。お客様からの質問の傾向は時間とともに変わることがあるため、接客や問い合わせの中で聞かれる言葉を継続して集めていく姿勢が大切ではないかと考えられます。自社の強みを検索される言葉に置き換える作業は、一度きりの作業ではなく、継続して見直していく取り組みとして位置づけることをおすすめします。なお、地域名と業種名を組み合わせたときに上位に表示されやすいサイトの共通点については、別記事「地域名+業種で検索したとき、上位サイトに共通する要素」(https://www.terra-design.co.jp/blog/hp5-chiikimei-gyoshu-kensaku-jyoi-site-kyoutsuu-yoso/)でも整理していますので、あわせてご参照ください。

まとめ

強みが検索されない原因は、内容そのものではなく言葉の選び方にあることが多いと考えられます。社内の言葉とお客様の言葉のずれに気づき、書き出し・言葉集め・比較という3つの手順で近づけていくこと、そしてGBPとホームページで同じ言葉をそろえることが、検索される言葉に置き換えるための基本になります。まずは、お客様からよく聞かれる質問を3つ書き出してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

FAQ

よくある質問

強みを表す言葉は、専門用語を一切使わない方がよいですか。

専門用語を完全に避ける必要はないと考えられます。見出しや冒頭はお客様の言葉に近づけ、本文の中で専門用語を補足として説明する構成であれば、両方の読者に対応しやすくなります。

お客様がどのような言葉で検索しているかを知る方法はありますか。

接客や電話、問い合わせフォームで実際に聞かれた質問を記録しておくことが、手軽な方法の一つと考えられます。社内で質問を共有する仕組みを作ることをおすすめします。

強みが複数ある場合、すべてを一度に言葉に置き換える必要がありますか。

一度にすべてを行う必要はないと考えられます。問い合わせにつながりやすい強みから優先して取り組む進め方をおすすめします。

言葉を置き換えたら、すぐに効果が出ますか。

効果が出るまでの期間は内容によって異なると考えられます。言葉の見直しは、3か月から1年程度の期間で変化を見ていく取り組みとして捉えていただくことをおすすめします。

小宮山

小宮山 泉(こみやま いずみ)

株式会社テラデザイン 代表取締役

Web制作・SEO・MEO・AI集客領域で2017年に創業。八王子・多摩エリアを中心に、専任のWeb担当者がいない中小企業様・店舗様のホームページ制作とその後の運用を伴走支援している。「経営者の右腕」として、分かりやすい言葉での説明を大切にしている。→会社概要を見る

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