1. Googleサーチコンソールとは何か
Googleサーチコンソールとは、自社のホームページがGoogle検索でどのように表示され、どんな言葉で検索されて訪問につながっているかを確認できる、Googleが無料で提供している管理ツールです。たとえば工務店なら、「八王子 外壁塗装」という言葉で検索された回数や、そこから実際にクリックされた回数を確認できます。アクセス解析のツールと似ているように見えますが、サーチコンソールは検索結果に表示される前の段階の情報を扱う点が異なります。検索でどう見られているかを知る入口として、まず押さえておきたいツールのひとつと考えられます。
2. 登録前に準備しておきたいもの
登録を始める前に、いくつか準備しておくと進めやすいものがあります。ひとつは、自社サイトの管理に使っているGoogleアカウントです。すでに会社としてGoogleビジネスプロフィールなどを利用している場合は、同じアカウントで管理すると情報が整理しやすくなります。もうひとつは、ホームページのドメイン(独自の住所のようなURL)の管理権限です。ホームページ制作を外部に依頼している場合は、ドメインやサーバーの管理画面にログインできるか、制作会社に確認しておくと登録作業がスムーズになります。想定ケースとして、過去に依頼した制作会社としか連絡が取れず、登録に手間取ったという相談を受けることもあります。早い段階で管理情報を社内でも把握しておくことをおすすめします。
3. 登録の基本的な流れ
登録の大まかな流れは、Googleサーチコンソールのサイトにアクセスし、Googleアカウントでログインしたうえで、自社サイトのURLを登録し、そのサイトの所有者であることを確認する、という手順になります。所有者の確認方法には、サイトのHTMLファイルにコードを追加する方法や、ドメインの管理画面に記録を追加する方法など、いくつかの選択肢が用意されています。どの方法が合っているかは、サイトの作り方やサーバーの環境によって異なるため、ホームページ制作を依頼した会社に相談しながら進めると安心です。登録自体は数分で完了することが多いですが、確認が反映されるまでに時間がかかる場合もあります。2026年10月時点の情報であり、画面の表示や手順は変わることがあるため、最新の内容はGoogleの公式ヘルプでご確認ください。
4. 最初に見る画面1:検索パフォーマンス
登録が完了したら、最初に見ていただきたいのが「検索パフォーマンス」という画面です。ここでは、自社サイトがどんな言葉で検索され、何回表示され、何回クリックされたかを確認できます。たとえば美容室なら、「八王子 美容室 縮毛矯正」という言葉での表示回数とクリック回数を見ることで、どんなお客様の検索ニーズに応えられているかが見えてきます。表示回数は多いのにクリック回数が少ない言葉がある場合、ページのタイトルや説明文の見直しにつながるヒントになると考えられます。まずは直近3か月程度の期間で、どんな言葉で検索されているかをざっと眺めてみることをおすすめします。
5. 最初に見る画面2:ページのインデックス状況
次に見ていただきたいのが「ページのインデックス状況」を確認する画面です。インデックスとは、Googleが自社サイトのページを検索結果に表示できる状態として認識し、データベースに登録していることを指します。せっかく作ったページが、何らかの理由でインデックスされておらず、検索結果に一切表示されていないというケースも見られます。この画面では、インデックスされているページの数と、インデックスされていないページの数、その理由が一覧で確認できます。新しいページを公開したときに、ここで状況を確認する習慣をつけておくと、気づかないまま放置してしまう事態を防ぎやすくなると考えられます。
6. 最初に見る画面3:ウェブに関する主な指標(ページの体感速度)
3つ目に確認したいのが、「ウェブに関する主な指標」と呼ばれる、ページの表示速度や操作のしやすさに関する画面です。ページの読み込みが遅かったり、表示中にレイアウトが大きくずれたりすると、訪問者が離脱しやすくなるだけでなく、検索結果での評価にも影響する可能性があると言われています。この画面では、良好・改善が必要・不良といった形でページの状態が分類され、どのページに課題があるかを把握できます。専門的な改善作業は制作会社に依頼する場面が多いかと思いますが、まずは自社サイトの現状がどの分類に入っているかを把握しておくことが、相談の際にも役立ちます。
7. 月に一度のチェックを続けるコツ
サーチコンソールは、毎日細かく確認する必要はなく、月に一度、カレンダーに予定を入れておく程度で十分に活用できると考えられます。チェックする際は、前月と比べて表示回数やクリック回数が大きく変化していないか、新しくインデックスされていないページが増えていないか、という2点を中心に見るだけでも十分です。専任のWeb担当者がいない会社様の場合、この確認作業自体が後回しになりやすいため、ホームページを運用してもらっている会社に、月次の報告として簡単に共有してもらう形を整えておくことも一つの方法と考えられます。
まとめ
Googleサーチコンソールは、検索結果での自社サイトの状態を確認できる無料のツールで、登録後は検索パフォーマンス、インデックス状況、ページの体感速度という3つの画面をまず見ていただくことをおすすめします。難しい専門画面に見えますが、月に一度、変化の有無を確認する程度で十分に活用できると考えられます。まずは、自社サイトがすでに登録されているかどうかを確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
