同じ業界、同じ規模、似たような条件で求人を出しているのに、応募が集まる会社と集まらない会社があります。この差はどこから生まれているのでしょうか。実際にいくつかのホームページを比べてみると、事業内容や条件以前に、いくつかの共通した違いが見えてくると感じています。
1.条件が同じでも、応募数に差が出る理由
求人票に書かれた給与や勤務時間がほぼ同じでも、応募数に大きな差が出ることがあります。この差の一因として考えられるのが、ホームページから伝わる情報量と信頼感の違いです。
求職者は求人票だけでなく、その会社のホームページを見て、実際に働くイメージが持てるかどうかを判断していると考えられます。
2.応募が来ない会社のホームページに多い特徴
応募が集まりにくい会社のホームページには、いくつか共通する特徴が見られることがあります。会社概要と事業内容の紹介はあっても、採用に関する情報がほとんどない、更新が長期間止まっている、スマートフォンで見たときに表示が崩れている、といった状態です。
これらは事業内容そのものとは関係のない部分ですが、求職者にとっては「この会社は大丈夫だろうか」という不安につながりやすいと考えられます。
3.応募が来る会社のホームページに共通すること
一方、応募が安定している会社のホームページには、採用ページが独立して用意され、社員の写真やインタビュー、一日の流れなどが具体的に紹介されているケースが多いと感じています。
事業内容の紹介にとどまらず、「ここで働く自分」を想像できる情報が用意されていることが、応募につながる一因ではないでしょうか。
4.採用ページの「情報量」の差
採用ページがあるかどうかだけでなく、そこに書かれている情報量にも差があります。給与や勤務時間といった基本情報だけのページと、社員の声や成長の機会、社内の雰囲気まで伝えるページとでは、受け取る印象が大きく異なると考えられます。
情報量が多いページは、それだけ会社が採用に力を入れているという姿勢の表れとして受け取られやすいのではないでしょうか。
5.写真の有無・新しさが与える印象の差
文章だけのページと、実際の職場やスタッフの写真が掲載されているページとでは、伝わる信頼感が異なります。特に写真が数年前のものだったり、そもそも掲載されていなかったりすると、「今、どんな人が働いているのか分からない」という印象を与えてしまう可能性があります。
新しい写真を定期的に掲載することは、コストをかけずにできる改善のひとつと考えられます。
6.更新頻度が伝える「今の会社」の姿
ブログやお知らせが定期的に更新されているホームページは、それだけで「動きのある会社」という印象を与えやすいと考えられます。逆に更新が止まっているサイトは、事業自体は順調であっても、外からは停滞している会社に見えてしまう可能性があります。
求職者は、その会社が今も成長を続けているかどうかを、更新頻度から判断しようとしているのかもしれません。
7.Googleビジネスプロフィールとの連動
ホームページだけでなく、Googleビジネスプロフィールとの整合性も見られていると考えられます。ホームページでは新しい取り組みをアピールしているのに、Googleビジネスプロフィールの情報が古いままだったり、口コミへの返信がなかったりすると、印象にちぐはぐさが生まれてしまいます。
両方を連動させて整えることが、より一貫した信頼感につながるのではないでしょうか。
8.今日から確認できるチェックポイント
自社のホームページが「応募が来る側」に近いかどうかは、次の点を確認することである程度見えてくると考えられます。
- 採用ページが独立して用意されているか
- 社員の写真や声が、直近のものとして掲載されているか
- お知らせやブログが、数ヶ月以内に更新されているか
まとめ
応募が来る会社と来ない会社の違いは、条件よりもホームページから伝わる情報量や新しさにあるのかもしれません。採用ページの有無、写真の新しさ、更新頻度は、今日からでも確認できるポイントです。一度、自社のホームページを求職者の目線で見直してみることをおすすめします。
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