「DXを進めなければ」と考えつつも、社内にDX人材がおらず、何から手をつければいいか分からないまま時間が過ぎてしまう。そうした中小企業様は少なくないのではないでしょうか。DX人材の採用が難しい以上、外部に任せる範囲と順番を見極めることが、DX推進を前に進める鍵になると考えます。
1.DX推進、何から手をつければいいか分からない
「DX推進」という言葉は広く、ホームページのリニューアルから業務システムの導入、AI活用まで幅広い取り組みを含みます。範囲が広すぎるがゆえに、何から着手すべきか判断できず、結局何も進まないというケースが多く見られます。
2.全部を一度に内製化しようとする失敗パターン
専任のDX担当者を一人採用し、すべての取り組みを任せようとする会社ほど、途中で行き詰まりやすい傾向があります。一人の担当者がホームページもAIも業務システムもすべて把握し、成果を出すのは現実的に難しいためです。
3.外部に任せる優先順位1:情報発信(ホームページ・SNS)
最初に外部に任せるべきは、比較的着手しやすく、成果も見えやすい情報発信の領域です。ホームページの更新・ブログ執筆・SNS運用・GBP管理は、外部パートナーに任せることで早期に動かし始められます。
4.優先順位2:定型業務の効率化(AI活用)
情報発信が軌道に乗ったら、次に取り組みやすいのが議事録作成・資料作成・メール下書きといった定型業務のAI活用です。日常業務の中で使う頻度が高く、効果を実感しやすい領域でもあります。
5.優先順位3:分析・改善のPDCA
情報発信とAI活用が定着してきた段階で、アクセス解析・反響分析をもとにした改善のPDCAに取り組みます。この段階まで来ると、社内にも少しずつノウハウが蓄積され、外部パートナーとの連携もスムーズになっていきます。
6.任せる順番を間違えないために
- いきなり業務システムの刷新など、難易度の高い施策から着手しない
- 成果が見えやすい情報発信から始め、小さな成功体験を積む
- 段階を踏みながら、社内に少しずつノウハウを蓄積していく
順番を間違えず、無理のないペースで進めることが、DX推進を挫折させないポイントだと考えます。
まとめ
DX人材を採用できなくても、外部に任せる範囲と順番を見極めることで、DX推進を前に進めることができます。情報発信から始め、定型業務の効率化、分析・改善へと段階的に広げていく進め方をおすすめします。
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